田中耕太郎さんといっしょに「憲法が輝く兵庫県政を」 学者・研究者有志アピール
「兵庫県学者・研究者有志アピール」が7月15日発表されました。
全文は以下のとおりです。
<兵庫県学者・研究者有志アピール>
県民のみなさんへ
7月21日に、兵庫県知事選挙が予定されています。
私たちは「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」の取り組みに賛同し、これを応援するものです。
同会・代表幹事の一人である田中耕太郎さんは、
県政刷新の指針に「日本国憲法」を高く掲げています。
日本と世界の平和をめざして活動する(全文・9条)、
全国からの原発ゼロをめざし再生可能エネルギーを追求する(13条・幸福追求権)、
「法の下の平等」・男女の平等を推進する(14条・24条)、
医療の拡充など県民の生存権をしっかり守る(25条)、
すべての子どもに競争一辺倒でない、豊かな教育を保障する(26条)、
県民のはたらく権利を守り、人間らしい労働条件をめざす(27条・28条)等々です。
現県政は、たびたび「震災の教訓」を口にしますが、
実際に行なっていることは、
①県立こども病院を震災に弱いポートアイランドに移していく、
②阪神・淡路大震災の被災者を借り上げ住宅から追い出していく、
③全国に先駆けた大飯原発の再稼働を容認する、
④県民のくらしを直撃する消費税増税を推進するなど、
住民の願いにそった「教訓」には、まるで反したものとなっています。
そうした中で、全国各地での政治の変化とも励まし合って、
「兵庫県政はこれでいいのか」「兵庫の政治を変えよう」という声が、
各層各地から、これまでになく強くあげられるようになっています。
「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」の田中耕太郎さんは、
長く、中小業者を守り発展させる仕事に従事し、
平和と安全を願う原水爆禁止の運動にも、粘り強く取り組んできた人です。
田中耕太郎さんといっしょに「憲法が輝く兵庫県政」を実現しましょう。
「憲法どおりの政治」を兵庫から全国に広げていきましょう。
2013年7月15日
石川康宏(神戸女学院大学教授)
大塚秀之(神戸市外国語大学名誉教授)
上脇博之(神戸学院大学大学院教授)
土屋基規(神戸大学名誉教授)
中村陽一(神戸大学海事科学部非常勤講師)
平野喜一郎(経済学者)
風呂本武敏(元神戸大学教授)
山家悠紀夫(暮らしと経済研究所主宰)
和田 進(神戸大学名誉教授)