2021/07/16 更新

金田峰生氏とともに県民医療を守り充実させるアピール

兵庫県内すべての医師・歯科医師の皆さん。
7月18 日に行われる兵庫県知事選挙は、

新型コロナウイルス感染症対策はもとよ

今後の県内の 医療 提供体制 にとっても極めて重要な選挙です。
この間、井戸敏三知事は、 新型コロナウイルス感染症対策について

医療従事者に対する慰労金の支給に疑問を呈したことをはじめ、

感染制御効果がはっきりしない「うちわ会食」のための県費支出を行ったり、

未だに 47 都道府県中 42 番目の水準でし

新型コロナウイルス感染症患者用の病床整備を行わないなど、

とても新型コロナ禍から県民の命と健康を守る政治を進め ているとはいえません。
そればかりか、新型コロナ禍にあっても病床削減ありきの地域医療構想を

継続して推進する姿勢は国の医療費抑制政策に率先して追従するもので、

県民の健康と命を危険に晒しています。

それ以外にも、

井戸 知事は阪神・淡路大震災被災者の借り上げ復興住宅からの追い出し 、

財政健全化を理由に県民サービスと自治体労働者の雇用を切り捨てる「行革」、

福祉医療制度の改悪、不要不急の大型公共事業推進などを 進めてきました。
今回、井戸知事は退任を発表しており、
後継として前副知事の金沢和夫氏を一部の自民党県議らが 推薦しています 。

金沢氏も井戸県政の継承を公約しており、県政の転換は望むべくもありません 。

一方で、金沢氏擁立に反発した自 民党県議らと日本維新の会は

前大阪府財政課長の斎藤元彦氏を擁立しました 。

斎藤氏は大阪府・市が 進める万博や国際金融都市構想、

ライフサイエンスの国際拠点形成に兵庫県を連携させることや、

徹底した行財政改革を行うことを公約として掲げており、

「維新政治」を兵庫県でも実現することを狙っています 。

結局、これらの候補が目指す兵庫県政は、

民の医療や福祉を切り捨て大企業への利益誘導を行うものです。
地方公共団体の役割は「住民福祉の増進」です。
彼らに 県政を任せては、私たちが望む県民の医療・福祉の充実は困難です。
様々な市民団体で構成する「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」が

擁立した 金田峰生氏 は

「 県民のいのちと暮らしを守る県政」

「ジェンダー平等、すべての人の尊厳を等しく守る県政」

「 産業を支え、地域を支え、雇用を守る県政 」

「子どもの未来をひらく県政 」を掲げています。

そして 、 新型コロナ対策として保健所の体制強化や医療機関の減収補償を公約としています。
「住民福祉の増進」という県の本来の役割に背を向けるこれまでの県政を、

憲法が輝く県政に転換するため、

金田峰生氏に県下すべての医師・歯科医師の支持を集めましょう 。

 

2021年5月2 6 日
憲法が輝く兵庫県政をつくる医師・歯科医師の会